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「物流情報標準ガイドライン」に関するホームページを開設し、管理体制を決定しました
~「スマート物流」実現のカギとなる、物流情報の標準化を推進します~
2023年2月2日
同時発表:国土交通省、SIPスマート物流サービス研究推進法人
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「スマート物流サービス」プロジェクトでは、運送計画情報や出荷情報など、物流情報に関する標準的な形式を定めた「物流情報標準ガイドライン」を策定・公表しているところです。本ガイドラインのさらなる普及促進のために、導入事例やメリット等を掲載したホームページを開設するとともに、令和5年度以降の管理体制を決定しました。
1.背景と目的
人手不足や独特の商慣行など様々な課題を抱えている物流業界の生産性向上には、個々の企業だけでなく、広範囲でのデータ連携や情報共有化により、業界全体で物流の最適化を進めていくことが必要です。SIP「スマート物流サービス」においては、データ連携等に不可欠な、物流における業務工程でデータ交換する際に用いるメッセージやデータ項目、値の型等を定めた「物流情報標準ガイドライン」を策定し、物流業界の情報標準化に取り組んでいます。
本ガイドラインが活用されることで、データが異なることによる個社毎の煩雑な調整やランニングコストの削減、システム関連コストの低減等のほか、データの統一化が推進されることによる共同輸送や共同保管といったサービスの展開が容易になり、物流の効率化が進むことが期待されます。
2.「物流情報標準ガイドライン」の概要
「物流情報標準ガイドライン」では、以下の3つの標準と1つの方針を定めています。- 物流業務プロセス標準
- 物流メッセージ標準
- 物流共有マスタ標準
- コード標準化に対する方針
(詳細は別紙「物流情報標準ガイドライン(概要)」をご参照ください)
3.特設サイトの公開について
「物流情報標準ガイドライン」のさらなる利用促進に向け、1月31日に関連情報を充実させた新たなウェブサイトを公開しました。ガイドライン策定の経緯やガイドラインに準拠したサービスの事例の紹介に加え、ガイドラインに関する意見交換が可能な掲示板(事前登録が必要です)等のページもございますので、是非ご一読ください。ガイドライン掲載ウェブサイト
新掲載ウェブサイト
(参考)現掲載ウェブサイト

4.「物流情報標準ガイドライン」の管理体制
経済産業省及び国土交通省がとりまとめた「フィジカルインターネット・ロードマップ」(2022年3月策定)※の中にも、物流情報標準ガイドラインの活用が位置付けており、本ガイドラインは中長期的な維持管理が必要となります。SIP「スマート物流サービス」の研究開発は今年度末をもって終了しますが、その後の物流情報標準ガイドラインの運営管理は、研究推進法人に替わり、スマート物流サービスの研究成果と社会実装の全般的な普及拡大活動を担う(一社)フィジカルインターネットセンター(代表理事:荒木勉 上智大学名誉教授)が行います。
※ フィジカルインターネット・ロードマップを取りまとめました!
関連資料
関連リンク
担当
商務・サービスグループ 物流企画室長 中野担当者:神田、小早川、福島
電話:03-3501-1511(内線 4151~5)
03-3501-0092(直通)
メール:s-shosa-butsuryukikaku★meti.go.jp 03-3501-0092(直通)
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