西村あさひ法律事務所リーガルフォーラム第116回
近時の動向から考えるスポーツ業界におけるグッドガバナンスの実現と今後スポーツ業界に企業が関与するに当たっての留意点
―米国スポーツビジネスの法的発展の歴史を踏まえて―
公正取引委員会が設置した「人材と競争政策に関する検討会」が2018年2月に公表した報告書において、独占禁止法がスポーツ業界に適用されることが明らかになりました。また、近時、スポーツ団体の不祥事事件が社会問題化しており、スポーツ業界におけるコンプライアンス遵守等を求める声が強まっております。これらの動向を踏まえると、スポーツ業界におけるグッドガバナンスの実現は現在スポーツ業界に関与する企業、および、今後スポーツ業界への関与を検討している企業のいずれにとっても重要な関心事になると考えられます。
本セミナーでは、米国スポーツ法の第一人者であるJEFFREY L. KESSLER弁護士を始めとする各方面の有識者の方々をお招きし、スポーツにおけるグッドガバナンスの実現と今後スポーツ業界に企業が関与するに当たっての留意点について議論します。
プログラム
14:00 ご挨拶
14:10 スポーツ界におけるこれからの意思決定―労働法・競争法・オリンピック憲章の観点から― 川井圭司氏(同志社大学政策学部 総合政策科学研究科 教授)
14:30 FIFAが取り組むステークホルダー・エンゲージメントと、五輪を含む人権尊重ムーヴメント―「巻き込め」ば問題は少なくなるという教訓― 山崎卓也弁護士(Field-R 法律事務所)
14:50 スポーツチーム、スポーツ団体におけるガバナンス、コンプライアンス、アカウンタビリティの在り方 戸谷且典氏(有限責任 あずさ監査法人/KPMG ジャパン スポーツビジネスCoEリーダー/パートナー)
15:10 コーヒーブレイク
15:20 米国スポーツビジネスの法的発展とリーグ、チーム、選手会、メディア、そしてスポンサーとしての企業の役割 Jeffrey L. Kessler米国弁護士(Winston & Strawn 法律事務所)
16:00 日本における今後の企業のスポーツビジネスへの関与のあり方と法的留意点 稲垣弘則弁護士
16:20 Q&A
16:30 終了
日付
2018年10月25日(木) 時間: 14:00~16:30 (13:30受付開始)
会場
西村あさひ法律事務所内サンライズ・ホール 大手門タワー10階
弁護士等
Jeffrey L.Kessler(講師) 川井圭司(講師) 山崎卓也(講師)
戸谷且典(講師) 稲垣弘則(講師)
Jeffrey L.Kessler 弁護士(Winston & Strawn) プロフィール Winston & Strawn 法律事務所のCo-Executive Chairmanであるジェフリー・ケスラー氏は、世界でも一流のスポーツ法弁護士、反トラスト法弁護士および訴訟弁護士のひとりです。 |
主催者
西村あさひ法律事務所
後援者
受講料
無料
対象者
上場企業、非上場企業、各スポーツのリーグ、チーム、競技団体および選手会その他のスポーツ関係者の方
定員に達し次第締め切らせていただきます。
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