国際シンポジウム「独占禁止法とフェアコノミー」
スーパーグローバル大学創成支援 グローバルアジア研究拠点
日本学術振興会科研費「経済法、比較・国際経済法とフェアコノミー」共催
国際シンポジウム「独占禁止法とフェアコノミー」を下記のように開催しますので、奮ってご参加下さいますようご案内申し上げます。
近年、日本でも世界でも経済的格差と社会的不平等が拡大したといわれています。デジタル経済やシェアリングエコノミーの進展によって、人々の生活が便利になった半面、労働者とも事業者ともつかない人達が安い対価で仕事をせざるをえないという実態も現われてきています。国によっては自国第一主義が横行し、それがどのように独占禁止法・競争法の運用に影響するのか、その行方が注目されます。
このシンポジウムでは、デジタル経済の負の側面、自国第一主義の悪影響を排して、独占禁止法・競争法が各法域の公正な社会経済(フェアコノミー)の形成に、どのように貢献できるかを様々な側面から考えてみたいと思います。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
日 時
2018年3月22日(木) 13時30分-17時(予定) 13時開場
会 場
早稲田大学8号館 B107 (東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス)
司 会
清水章雄(早稲田大学)・須網隆夫(早稲田大学)
開会宣言
権 五乗(ソウル大学名誉教授、韓国公正取引委員会・元委員長)
企画趣旨
土田和博(早稲田大学)
報 告(敬称略・仮題)
Albert Foer (American Antitrust Institute 前会長)
「トランプ政権と合衆国競争政策の将来」
Wouter Devroe(KU Leuven University)
「EU競争法による非経済的価値の擁護」
李 奉儀(ソウル大学)
「競争と公正のインターフェイスとしてのオンラインプラットフォームの制限」
陳 丹舟(中国対外経済貿易大学)
「中国反壟断法とシェアリングエコノミー」
中里 浩(公正取引委員会)
「公正取引委員会のネットワーク分野における事件運用と確約制度の導入」
休 憩(coffee break)
質 疑(Q&A Session)
使用言語
日本語、英語(同時通訳あり)
レセプション
楠亭(20号館・大隈会館内) 18時~(予定)、 会費1,000円
ご参加いただける方は、お名前、ご所属、レセプション参加の有無、ご連絡先を、wsympo@yahoo.co.jp
またはFAX 03(5286)1853 までお知らせ下さい(ファックスの場合は、土田和博宛と明記して下さい)。