知財高判、特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟(争点:引用発明の認定の当否)において、本願発明の新規性を認めて審決を取り消した事例(2月28日、3月6日) 2017/3/6 裁判動向
最三小判(大橋正春裁判長)、1 商標法4条1項10号を理由とする無効審判請求がないまま設定登録日から5年を経過した後,商標権侵害訴訟の相手方は,同号該当をもって同法39条,特許法104条の3第1項に係る抗弁を主張することが原則として許されない。 2 商標法4条1項10号を理由とする無効審判請求がないまま設定登録日から5年を経過した後でも,商標権侵害訴訟の相手方は,自己の商品等表示として周知である商標との関係での同号該当を理由として権利濫用の抗弁を主張することが許される。 2017/2/28 裁判動向