大阪地判(第26民事部・髙松宏之裁判長)、事業会社の工業製品(ゴミ箱)のデザインに係る争訟で、本件事案に現れた一切の事情を考慮した上で、被告の不法行為(本件意匠権侵害及び被告ごみ箱関係の不正競争行為)を認め一定限度で原告請求を認める判決(18日、31日) 2018/10/31 裁判動向
大阪地判(第5民事部・大森直哉裁判長)、上司の暴行により傷害を負った旨の虚偽の被害届を警察に提出したこと等を理由に被告から解雇された原告が,被告に対し,上記解雇には客観的合理的理由も社会通念上の相当性も認められず,違法無効である等と主張して,地位確認,賃金及び損害賠償を求めた事案について,上記解雇は客観的合理的理由があったとはいえず無効であるが,不法行為を基礎付けるほどの違法性があったとはいえないとして,原告の地位確認請求及び賃金請求が認容され,損害賠償請求が棄却された事例(9月12日、10月31日) 2018/10/31 裁判動向
大阪地判(第23民事部・梅本聡子裁判官)、マンション居住者が 附属俳優養成所を運営する事業者による同一マンション内の部屋の発声指導等レッスン目的使用禁止等を求めた事案で、心理的な抵抗感はともかくとして、本件部屋でのレッスンは土日のみ(遅くとも午後9時まで)等諸状況を勘案すると、原告個人の主観的な不快感を超えて、受忍限度を超えているとまでは認められず、区分所有法6条1項等に基づく差止請求権を有さず、その前提となる被告の共同利益背反行為も認められないとして原告請求棄却(9月19日、10月31日) 2018/10/31 裁判動向
官邸知的財産戦略本部、検証・評価・企画委員会コンテンツ分野会合(第1回)議事次第(30日)政府委嘱の有識者会議では、漫画のダウンロード海賊対策(法制度整備)については意見がまとまらず、永続的な継続検討を政府に要請。 2018/10/31 官庁等情報