知財高判(第1部・高部眞規子裁判長)、控訴人がリチウムイオン二次電池等に関する職務発明について使用者である被控訴人に特許を受ける権利を承継させたところ,被控訴人が同発明に関する独占権に基づき受けるべき利益は存しない,又はその利益の額は微々たるもので既払額を超えないなどとして,同発明について特許を受ける権利を承継させたことに対する相当の対価の支払請求を棄却すべきものとした事例(10月23日、12月13日) 2018/12/13 裁判動向
Qualcomm Granted Preliminary Injunctions Against Apple in China(10日)通信・半導体開発事業のクアルコム(米国)、アップル主要機種の販売差止め等の仮処分が中国の知財審査院から認められたと公表 2018/12/12 裁判動向
官報、特定農林水産物等の名称の保護に関する法律の一部を改正する法律(法律88号)、海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(法律89号)(7日) 2018/12/7 法令等公布状況
知財高判(第3部・鶴岡稔彦裁判長)、郊外の中古車販売業者と元従業員創業の競合他社との営業(販売促進)活動を巡る不競法関連の争訟で、本件控訴人表示が川越市等で周知のものであると認めるには足りないとして控訴棄却(11月22日、12月4日) 2018/12/4 裁判動向
国際事務局に対する手数料の金額に相当する本邦通貨の金額を定める件の一部改正について(特許庁告示11号)、特許庁以外の条約に規定する国際調査機関に対する調査手数料の金額に相当する本邦通貨の金額を定める件の一部改正について(同12号)(3日) 2018/12/4 法令等公布状況
知財高判(第1部・高部眞規子裁判長)、企業の著名キャッチフレーズを考案した大手広告代理店社員が当該企業に、著作者人格権確認等を請求した控訴審で、名誉毀損による原状回復請求を追加的に求める訴えの変更は認めながらも、テレビ局による番組放送や新聞社による本件新聞記事の掲載によって生じ得る名誉毀損の不法行為責任を本件企業は負えず、当該企業がテレビ局や新聞社に上記各報道をさせたとの事実を認めるに足りる証拠はないなどとして控訴棄却(11月20日、12月3日) 2018/12/3 裁判動向