官報、不正競争防止法等の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令(政令1号)、不正競争防止法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備に関する政令(同2号)(8日) 2019/1/8 法令等公布状況
知財高判(第3部・鶴岡稔彦裁判長)、学習塾運営業者同士の営業活動を巡る不正競争行為関連訴訟の控訴審で、大手学習塾が自ら作問したテスト問題の解説を提供するという営業一般を独占する法的権利を有するわけではなく(たとえ多大な時間と労力をかけてテスト問題を作成していたとしても)他の学習塾が業として大手学習塾の補習を行うことそれ自体は自由競争の範囲内の行為というべきとして控訴棄却(6日、13日) 2018/12/13 裁判動向
福岡地判(第5民事部・酒井直樹裁判官)、北欧より輸入の組立住宅の製造販売事業者による、隣地に宅地開発・住宅建設した同業者への、太陽光発電・売電の売上減少等に係る損害賠償請求事案で、人格権としての日照権については、法的保護に値するかの検討の基準を満たさず、原告が侵害されたと主張する利益は、専ら太陽光発電を行って売電するという経済活動の観点からの立論で、原告の主張する利益を保護する法律上の規定はないとして請求棄却(11月15日、12月12日) 2018/12/12 裁判動向
知財高判(第3部・鶴岡稔彦裁判長)、郊外の中古車販売業者と元従業員創業の競合他社との営業(販売促進)活動を巡る不競法関連の争訟で、本件控訴人表示が川越市等で周知のものであると認めるには足りないとして控訴棄却(11月22日、12月4日) 2018/12/4 裁判動向
大阪高判(第8民事部・山田陽三裁判長)、生春巻きの製造方法・ノウハウを巡り争いとなった事案で、控訴人主張の営業秘密は、不正競争防止法上の営業秘密にあたらず、その吹聴が不法行為を構成するとは認められず、営業妨害とも認められないとして控訴棄却(2日、13日) 2018/11/13 裁判動向
知財高判(第1部・高部眞規子裁判長)、社交界で多用される高級ドレスの代表的なスタイル名を商号とする企業と銀座ファッション企業との不競法訴訟(虚偽事実の陳述流布)・信用毀損訴訟で、原審の判断を維持し請求をすべて斥ける判決(11日、26日) 2018/10/26 裁判動向
大阪地判(第22民事部・北川清裁判長)、ツイッター上の投稿に端を発して、府知事と県知事との間で名誉・信用毀損等を巡り争われた事案で、本件は主語を不明確なまま論評したことによって原告の名誉を毀損した過失の不法行為であると認めたものの、公人間の紛争で原告は被告に対してツイッター上で反論する機会があったこと等から請求の一部のみ認める判決(9月20日、10月16日) 2018/10/16 裁判動向