最三小判(岡部喜代子裁判長)、市の執行機関に対して損害賠償請求及び不当利得返還請求をすることを求める住民訴訟の係属中にされた上記各請求に係る請求権を放棄する旨の市議会の議決が裁量権の範囲の逸脱又はその濫用に当たるとはいえないとされた事例(23日) 2018/10/23 裁判動向
最二小判(鬼丸かおる裁判長)、共同相続人間でされた無償による相続分の譲渡は,譲渡に係る相続分に含まれる積極財産及び消極財産の価額等を考慮して算定した当該相続分に財産的価値があるとはいえない場合を除き,上記譲渡をした者の相続において,民法903条1項に規定する「贈与」に当たる(19日) 2018/10/19 裁判動向
米国ペンクラブ(1922年設立、7200人以上の記者らが参加)、憲法修正1条により言論の自由が保障されているとはいえ、気に入らないメディアを「フェイクニュース」と決めつける不必要な牽制や不正な権力行使は、許容範囲を超え合衆国憲法の理念を脅かしているとしてトランプ大統領をニューヨーク州のマンハッタン連邦地裁に提訴(16日) 2018/10/19 裁判動向
ビ・ハイア、弊社に関する提訴およびその報道について(18日)ゲーム業界の求人広告会社と業務委託契約で働くも、社長の指揮命令を受け実質的に雇用関係にあり自殺した女性遺族ほか2名、社長のパワハラを原因とする損害賠償等請求訴訟を東京地裁に提起(17日) 2018/10/18 裁判動向
最大決(大谷直人裁判長)、1 裁判所法49条にいう「品位を辱める行状」とは,職務上の行為であると,純然たる私的行為であるとを問わず,およそ裁判官に対する国民の信頼を損ね,又は裁判の公正を疑わせるような言動をいう 2 裁判官の職にあることが広く知られている状況の下で,判決が確定した担当外の民事訴訟事件に関し,インターネットを利用して短文の投稿をすることができる情報ネットワーク上で投稿をした行為が,裁判所法49条にいう「品位を辱める行状」に当たるとされた事例(17日) 2018/10/18 裁判動向
大阪地判(第22民事部・北川清裁判長)、ツイッター上の投稿に端を発して、府知事と県知事との間で名誉・信用毀損等を巡り争われた事案で、本件は主語を不明確なまま論評したことによって原告の名誉を毀損した過失の不法行為であると認めたものの、公人間の紛争で原告は被告に対してツイッター上で反論する機会があったこと等から請求の一部のみ認める判決(9月20日、10月16日) 2018/10/16 裁判動向
日本エンターテイナーライツ協会、【報告:愛媛ご当地アイドルの自殺訴訟】訴訟提起に至った経緯、本件裁判の概要・争点、クラウドファンディングの実施について(11日)2018年10月愛媛県アイドル自殺訴訟の遺族側代理人5名、遺族側の資力を考慮し着手金や実費等の費用をもらわず、各弁護士の持ち出しで対応。今後の訴訟活動の本格化に備えクラウドファンディングを実施。 2018/10/15 裁判動向
農水省認可の農業生産法人の宣伝等の活動に携わっていた愛媛県のアイドルグループの女性リーダー(当時、自死)の遺族、パワハラや過重な労働環境などが原因として、社長ら4人に対する約9200万円の損害賠償請求訴訟を松山地裁に提起(12日)日本エンターテイナーライツ協会【報告:愛媛ご当地アイドルの自殺訴訟】記者会見と提訴など(14日) 2018/10/15 裁判動向