知財高判(第3部・鶴岡稔彦裁判長)、特許法29条1項3号の「刊行物に記載された発明」は,当業者が,出願時の技術水準に基づいて本願発明(本件特許発明)を容易に発明することができたかどうかを判断する基礎となるべきものであるから,当該刊行物の記載から抽出し得る具体的な技術 的思想でなければならず,また,刊行物に物の発明が記載されているといえるためには,刊行物の記載及び本件特許の出願時の技術常識に基づいて,当業者がその物を作れることが必要である(6日、27日) 2018/11/27 裁判動向
知財高判(第2部・森義之裁判長)、発明の名称を「金融商品取引管理装置,プログラム」とする特許権に基づく侵害行為差止請求につき,対象となるサーバの使用行為が同特許の均等侵害を構成しないとされた事例(10月29日、11月26日) 2018/11/26 裁判動向
東京高判(第2刑事部・青柳勤裁判長)、政治団体の日歯連による与野党議員への迂回献金事件を巡る、会計担当の元副理事長の政治資金規正法違反(虚偽記入等)事件で、有罪とした一審判決を支持し被告側の控訴棄却(10月11日、11月22日) 2018/11/22 裁判動向
在日フランス大使館、フランスのヨーロッパ・外務省は11月21日、カンボジア特別法廷が11月16日に下した判決を歓迎する声明を発表しました(22日)クメール・ルージュ:ポルポト派とほぼ同義 2018/11/22 裁判動向
札幌地判(民事1部・武藤貴明裁判長)、北海道民による受光伐を含む道有林の伐採を巡る住民訴訟(上告不受理、高裁からの差戻し審)で、諸事情(契約、条例、長・部下各々の状況等)から本件事案は越境伐採には当たらないなどとして原告請求棄却(10月2日、11月20日) 2018/11/20 裁判動向
最二小判(菅野博之裁判長)、神奈川県議会政務活動費の交付等に関する条例(平成13年神奈川県条例第33号)に基づいて交付された政務活動費等について,その収支報告書上の支出の一部が実際には存在しないものであっても,当該政務活動費等の交付を受けた会派又は議員が不当利得返還義務を負わない場合(16日) 2018/11/16 裁判動向
CNN、ホワイトハウス記者会見における大統領官邸事務局の指揮命令違反による記者証没収で、記者証復活を求めトランプ大統領らを首都ワシントンの連邦地裁に提訴(13日)この動きに同調してFOXニュース等が、意見陳述書の裁判所への提出による支援を表明 2018/11/15 裁判動向