最二小判(山本庸幸裁判長)、高齢者の医療の確保に関する法律による後期高齢者医療給付を行った後期高齢者医療広域連合は、当該給付により代位取得した不法行為に基づく損害賠償請求権に係る債務について、当該給付が行われた日の翌日からの遅延損害金の支払を求めることができる(6日) 2019/9/6 裁判動向
最三小判(山崎敏充裁判長)、相続の開始後認知によって相続人となった者が遺産の分割を請求しようとする場合において、他の共同相続人が既に当該遺産の分割をしていたときは、民法910条に基づき支払われるべき価額の算定の基礎となる遺産の価額は、当該分割の対象とされた積極財産の価額であると解するのが相当であるとした事例(27日) 2019/8/28 裁判動向
最三小判(山崎敏充裁判長)、 化合物の医薬用途に係る特許発明の進歩性の有無に関し当該特許発明の効果が予測できない顕著なものであることを否定した原審の判断に違法があるとされた事例(27日) 2019/8/27 裁判動向
最三小判(山崎敏充裁判長)、相続の開始後認知によって相続人となった者が遺産の分割を請求しようとする場合において,他の共同相続人が既に当該遺産の分割をしていたときは,民法910条に基づき支払われるべき価額の算定の基礎となる遺産の価額は,当該分割の対象とされた積極財産の価額である(17日) 2019/8/17 裁判動向
最二小判(三浦守裁判長)、死刑確定者が親族以外の者との間で発受する信書につき刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律139条1項2号所定の用務の処理のために必要とはいえない記述部分がある場合における同部分の削除又は抹消の可否(積極)(9日) 2019/8/9 裁判動向
最二小判(菅野博之裁判長)、民法916条にいう「その者の相続人が自己のために相続の開始があったことを知った時」とは、相続の承認又は放棄をしないで死亡した者の相続人が、当該死亡した者からの相続により、当該死亡した者が承認又は放棄をしなかった相続における相続人としての地位を、自己が承継した事実を知った時をいう(9日) 2019/8/9 裁判動向