大洋漁業(現マルハニチロ)の捕鯨船等の船員(1948年~79年乗船、享年93、捕鯨船内のアスベスト吸引で死亡後労災認定)の遺族、安全配慮義務を怠ったとして、同社に約3850万円の損害賠償求める訴訟を東京地裁に提起(16日)※同社が10回記念で関連検定に特別協賛 2019/4/19 裁判動向
福岡地裁小倉支部判(第2民事部・井川真志裁判長)、アスベスト訴訟で請求全面認容(3月12日、4月9日)2014年最高裁判決を受け、被害者救済のため、国(厚労省)が個別の通知で国賠訴訟の提起を促した訴訟事案 2019/4/9 裁判動向
大阪地裁(第12民事部・酒井良介裁判長)、大阪のホストクラブ(男性ホストが女性を接待する飲食店)のホスト(男・21)が接客中に大量の酒の一気飲みで死亡した事件の遺族による損害賠償請求訴訟で、適量飲酒の指導等から経営者らへの賠償請求は認めなかったものの、「主任」の過失による不法行為は接客中のものであり、会社は事故の発生に使用者責任を負うとして、経営会社に対し慰謝料や、近未来に想定される定年時期までの通常勤め人としての逸失利益額等約7400万円の支払命令(2月26日、4月2日) 2019/4/2 裁判動向
韓国大法院(最高裁)による三菱重工業に対する元女子勤労挺身隊員らへの賠償命令への関連で、韓国の大田(テジョン)地裁、原告側申請の同社の資産差押を認める決定(25日)対象は同社が所有する特許権と商標権計8件で原告4人分の損害賠償金と遅延損害金約7700万円相当、新日鉄住金に続き2例目※消防ロボの実戦配備等 2019/3/26 裁判動向
東京地裁(山下浩之裁判官)、ノートパソコンのバッテリーパック発火によりやけどを負った男性(57、千葉県柏市)による製造元のパナソニックに対するPL法(製造物責任法)訴訟で、製品の欠陥を認めて66万円の支払命令(19日)主要新聞によると、同種訴訟で慰謝料支払いを命じた判決は初めて※同社(新幹線初の「先頭車研ぎ装置」繊細な力加減を再現した”日本の技術魂”) 2019/3/22 裁判動向 ※家電製品PLセンター、案内リーフレットを掲載(22日)
名古屋高判(民事第1部・永野圧彦裁判長)、ドメスティックバイオレンス(DV)訴訟で、某者は職務上の法的義務を負うものではないとして,1審原告の請求を一部認容した原判決を取り消し,1審原告の請求をいずれも棄却した事例(1月31日、3月20日) 2019/3/20 裁判動向